気候
穏やかだが、警戒が必要
赤ワイン
しなやかで、バランスが取れ、適度なアルコール度数
白ワイン
フレッシュで酸味が強く、上品な甘口ワイン
熟成ポテンシャル
10〜20年
2019 年のボルドーは、まずまず恵まれた気候条件のもとで幕を開けました。とはいえ、油断は禁物でした。生育サイクルのあらゆる段階で気候の揺らぎが続き、栽培家たちは常に細やかな観察と判断を求められました。 それでも最終的には、直前3年間と比べてかなり穏やかな一年になりました。注意深さと適応力が支えた、まさにバランスで成り立ったヴィンテージです。
赤ワイン
メルロの収穫は、最も早い区画では9月中旬に始まり、その後9月23〜27日頃に全域へ広がり、続いてカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫が始まりました。2019 年の赤は総じて質が高く、素晴らしいポテンシャルを秘めています。
若いうちはやわらかく調和が取れ、アルコール感も控えめですが、しっかりとした骨格があり、熟成にも十分耐える造りです。 グラスに注げば、深く濃いルビーの色調が鮮やかに輝きます。
辛口白ワイン
2019年の辛口白は、特に秀逸な品質が際立っています。 みずみずしい酸、伸びやかな爽快感、そして美しいバランスが魅力です。
ソーヴィニヨンを中心に、早い区画では 8 月末から収穫が始まり、9 月初旬には本格的な収穫が始まりました。早摘みによって、緊張感のある味わいと精密なアロマが見事に引き出されています。
甘口白ワイン
貴腐菌(ボトリティス・シネレア)は遅めの到来となりましたが、10月の第2週頃から、純度が高くエレガントで、心地よい酸を備えた素晴らしい果実が収穫可能になりました。
手摘みでの選別収穫は多くの人手を短期間で必要とするタイトな工程でしたがスピーディーに進み、その精度がワインの均整美につながっています。
ロゼ・クレレ
ロゼは透き通るような美しさ、繊細さ、フルーティさが魅力で、余韻も長く伸びます。
クレレは鮮やかなフランボワーズ色が印象的で、こちらもフレッシュで果実の表情がはっきりとした、真っ直ぐで明るいスタイルに仕上がっています。