軽やかなそよ風のような存在
いくつもの名前を持つこのブドウ品種は、はじめにトスカーナで登場した時代は「トレッビアーノ・ビアンコ」と呼ばれていました。中世にアルプスを越えてフランスへと渡り、コニャックやアルマニャックの産地で見事に活躍した後、「サン・テミリオン・デ・シャラント」と呼ばれるようになります。そして現在は「ユニ・ブラン」の名で広く知れ渡り、そのフレッシュさと繊細さで時代を超えて人々を楽しませています。
官能プロフィール
早熟
晩熟
まろやか
酸味
軽やか
力強い
ユニ・ブランの素顔
活力に満ちて豊穣なユニ・ブランは、細長い房に丸い果実を付けます。黄金色の果実は、日光が長く当たる場所ではわずかに銅色を帯びこともあります。果肉はみずみずしく、たっぷりと詰まっています。ボルドーの白ワイン用ブドウ畑における栽培面積はわずか2%に過ぎませんが、香りは控えめながらも、完璧な生き生きとした味わいとバランスを備えたワインを生み出すことで、確固たる地位を築いています。
グラスの中では
外観
淡い麦わら色。
香り
フレッシュで控えめな白い花、ほんのりとした柑橘やマルメロ。
味わい
辛口で繊細、キレのある引き締まった印象。
アッサンブラージュで
白ワインに心地よい酸味を加え、全体のフレッシュさを引き立てる。
知っておきたいポイント
- ユニ・ブランはボルドーの伝統的な品種の一つで、非常に古くから栽培されている。
- 別名が多く、マルヴォワジー、クレレット、クー・ド・ルナール、ルッサン、ロッソラなど多彩。
- ヴェルメンティーノの親品種。
- 風を避けられる環境であれば、石灰質土壌を特に好む。
- アルコール度数の低いワインを生み出す。
ユニ・ブランに出会える場所
主にコート・ド・ブールで栽培され、他はAOPボルドー、ボルドー・シュペリュール、コート・ド・ボルドー、クレマン・ド・ボルドー、アントル・ドゥ・メールなどで少量栽培されています。
その他の白ワイン用ブドウ品種
So Bang