小さなアロマの 爆弾
ボルドーを代表する品種でありながら、存在は控えめなソーヴィニヨン・グリ。しかし、周囲には親戚がたくさんいます。実はソーヴィニヨン・ブランの直接の子孫であり、その灰色の突然変異なのです。しかし、よりコクがあり、はっきりとしたアロマの優雅さを備えています。そのグラスを前にすれば、まず「香り」が語り出し、豊かな表現力があなたを出迎えます。
官能プロフィール
早熟
晩熟
まろやか
酸味
軽やか
力強い
ソーヴィニヨン・グリの素顔
房は小さく、成熟した果粒も同様に小ぶりで、「灰色(グリ)」を意味するその名前とは裏腹に、ほんのりピンクがかった色合いを見せます。AOPボルドーの白ワイン用ブドウ品種のわずか4%ほどの面積にしか植えられていませんが、その存在感は見逃せません。ワインになると、有名な従兄弟であるソーヴィニヨン・ブランよりも強いアロマの深みが現れますが、優雅さも兼ね備えています。酸味は控えめで、独自のスタイルをしっかりと確立しています。
グラスの中では
外観
淡い黄色。
香り
繊細な花の香りやマスカットのニュアンスに加え、グレープフルーツ、ツゲ、パッションフルーツ、ライチなど…なんとも華やか!
味わい
力強さと爽やかさが共存し、ミントやオレンジを思わせる独特の風味が印象に残る。
アッサンブラージュで
白ワインに優れたアロマ表現力をもたらすために選ばれることが多い。
知っておきたいポイント
- ソーヴィニヨン・グリは地域によって名前が変わり、ニエーヴルでは「ソーテルヌ」または「ブラン・フュメ」、ベアルンでは「アユマ」、ポワトゥーでは「フィエ」、ロワール=エ=シェールでは「スラン・デュ・ポワトゥー」と呼ばれる。
- ルーツはフランス南西部。
- うどんこ病やフラヴェサンス・ドレ(黄化病)を苦手とする。
- 朝の涼しい時間帯に収穫すると最も良い品質を発揮する。
- 主にアッサンブラージュで使用されるが、その個性的なキャラクターに惹かれ、単一品種ワインとして使用する生産者もいる。
ソーヴィニヨン・グリに出会える場所
ボルドー各地に少しずつ植えられており、主要品種としても補助品種としても使われています。