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堂々と咲き誇る薔薇

このテロワールは、情熱あふれる造り手たちが、このアペラシオンの象徴である薔薇にふさわしい、自然なエレガンスに満ちた赤ワインを届けてくれる特別な場所です。ラランド・ド・ポムロルでは、味わいと個性、そしてお客様を家族のように迎えるおもてなしの心が大切にされています。

ラランド・ド・ポムロルのブドウ畑の特徴

重要ポイント

  • ラランド・ド・ポムロルとネアックの2つの村を中心に、1131ヘクタールのブドウ畑に143戸の生産者が従事しています。
  • ボルドー右岸のリブルヌ近く、イル川とドルドーニュ川の谷間に挟まれるように位置するブドウ畑。西側はフロンサックの丘に守られ、100kmも離れていない大西洋の涼しい気流の影響を受け、夏は暑く乾燥し、冬は穏やかという理想的な微気候に恵まれています。
  • 土壌は鉄分やミネラルが豊富な上、粘土砂礫質、粘土砂質、砂質シルト土壌など、実に多様です。これがワインにさまざまな表情を与えます。詳しくは、ぜひ記事の後半をご覧ください。

ラランド・ド・ポムロルとそのワインが愛される理由

  • さまざまなニュアンスが香るこのワインは、フランス料理から地中海料理、アジア料理まで幅広く合わせることができるから。
  • 牛リブロースのグリルからパルメザンチーズのパスタまで、高級料理にもシンプルな家庭料理にも合うから。
  • 卓越した職人技を持つワイン生産者が、伝統と革新を見事に融合させているから。
  • 造り手たちに共通する、代々受け継がれるおもてなしの心と温かさが感じられるから。
  • 美しく響き合う、何度見ても飽きることのない素晴らしい風景があるから。
  • 現地でのテイスティングは、12世紀から堂々とそびえるサン=ジャン=バティスト教会を眺める絶好の機会となるから。


知識

ぜひ知っておきたいラランド・ド・ポムロルの3つの情報

このアペラシオンには魅力的な物語が数多く眠っています。ここでは、そのいくつかをお届けしましょう。

ブドウ畑のあちこちに薔薇が植えられているのは、観賞のためだけではありません。薔薇は、畑の病気の兆候をいち早く知らせる「センサー」の役割も果たします。その上、季節労働者にとっては、色で区画の所有者を識別することができる目印にもなります。

2013年にデルバール苗木園で誕生した薔薇「ラランド・ド・ポムロル」は、他とは一線を画す品種です。深みのあるガーネットの色合いとその強烈な香りは、まさしくこのAOPの象徴といえます。ブドウ畑に植えられた1200本の薔薇の木も、今後はきっと一味違って見えてくるはずです。

ワインの振興と普及を目的とする「バイイ騎士団」の名は、この地域の昔の騎士修道士たちに由来しています。モットーは「Cordi habeo(心を込めて)」。ラランド・ド・ポムロルを愛する彼らの心と情熱、そして多くの人々にこのAOPを知ってほしいという願いが、文字どおり込められています。

土壌の特徴

ラランド・ド・ポムロルのブドウ畑は、主に沖積段丘の上に広がっています。イル川とバルバンヌ川が、長い年月をかけて石や砂利、さまざまな堆積物を運び、形作ったものです。

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このAOPに隠されたもう一つの秘密は、地中に眠る「クラス・ド・フェール」と呼ばれる鉄分を多く含む堆積物です。石英、火打ち石、花崗岩などと混在し、個性あふれるブドウを育む理想的な環境を作り出しています。最後の特徴は、土壌の多様性です。北は粘土シルト質、南と東は粘土砂礫質というこの土地の多様性が、ワインに多彩なニュアンスをもたらしています。

時を遡る

ラランド・ド・ポムロルの歴史は遥か昔にまで遡ります。古代ローマ人は、この土地が秘める可能性を早くから察知していました。

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穏やかな気候、美しい風景、肥沃な土壌…… それは実際に、ウンブリアやトスカーナのようにブドウ栽培に理想的な土地でした。中世には、エルサレム聖ヨハネ騎士団の修道士たちがこの地でブドウ栽培を発展させました。

19世紀にはフィロキセラの危機に苛まれ、畑は壊滅的な被害を受けました。しかし、生産者を支援するため、1884年にラランド・ド・ポムロルのワイン生産者組合が発足しました。これはジロンド県でもごく初期に誕生した、きわめて先駆的な取り組みでした。

現在この組合は、管理組織としての役割にとどまらず、AOPワインの品質とアイデンティティの保護にも努めています。同組織が策定を主導し、2009年に公示されたAOP仕様書によって、ラランド・ド・ポムロル独特の個性を綿密に表現したワインの製造が保証されています。

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