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自然体で気軽に楽しめるワイン

多様なテロワールを擁するオー・メドックには、たくさんの魅力が溢れています。手つかずの自然がもたらす解放感と情熱的で心温かい造り手たち、そして高品質で手頃な価格帯の幅広いワインの数々。これ以上に望むものがあるでしょうか?

オー・メドックのブドウ畑の特徴

重要ポイント

  • 25の村にまたがるブドウ畑に240戸の生産者が従事しており、そのうちの17の村が名高いAOPワインを生産しています。
  • 全長60キロメートルにも及ぶ広大なブドウ畑は、ジロンド川河口地域の独特の気候のおかげで、夏の厳しい暑さや冬の気まぐれな天候の影響をあまり受けません。また、畑の大部分がメドック自然公園の一部となっており、ブドウ樹もこの地域の豊かな生物多様性の恩恵を受けています。
  • AOPメドックの一部であるAOPオー・メドックの生産地には、サン・テステフポイヤックサン・ジュリアンリストラック・メドックムーリ、そしてマルゴーの6つの村が含まれます。名前を聞くだけで味覚を刺激されるものばかりですね!

オー・メドックとそのワインが愛される理由

  • ボルドーに最も近いAOPとして圧倒的な存在感を放つから。
  • あらゆる嗜好に応えることができる豊かな多様性があるから。
  • 素晴らしい品質と価格のバランスを備えているから。
  • それぞれの生産者が独自の個性を持ち、しっかりとワインに表れているから。
  • 生産者が、伝統の技と自然環境の保護を心から大切にしているから。
  • ラカノー、ウルタン、カルカンといった大西洋岸の美しい砂浜で、美味しいワインを愉しむ喜びがあるから。

知識

ぜひ知っておきたいオー・メドックの3つの情報

このアペラシオンには、まだまだ驚きが詰まっています。

オー・メドックの「オー(Haut)」は上という意味ですが、ジロンド県の地図を見てみると、オー・メドックはメドックの下の方に位置します。しかし、航海が盛んであった当時の船乗りにとって重要だったのは、ジロンド川の河口の「上流側」(つまりボルドー寄り)に位置しているということでした。これが「オー(上)」という名の由来なのです。

「オー」の由来は分かりました。では、「メドック」という地名はどこから来たのでしょうか?その語源はラテン語の「In Medio Aquae(「水の真ん中」)」に由来します。河川と大西洋に囲まれたこの地域ならではの命名です。

自然とブドウ畑が密接に結び付いているとはいえ、このAOPのいくつかの区画は都市部からそれほど遠くありません。例えば、ブランクフォール、パランピュイル、ル・タイヤン・メドックの3つは、ボルドー・メトロポール(都市共同体)の一部です。

土壌の特徴

オー・メドックの土壌を理解するには、まずその地形に目を向けることが必要です。この地域のブドウ畑は、「コス」と呼ばれる、輪郭がはっきりと見える小丘で区切られています。

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これらの小丘はどうやってできたのでしょうか?それは、氷河期のさまざまな時代に起こった、ガロンヌ川とその支流(ガスコーニュの方言で「エステイ」や「ジャル」と呼ばれる)による川床の浸食や、複雑な地形の浸食によって形成されたものです。その結果、第四紀にガロンヌ川が運んできた砂質・粘土質の砂礫層と、第三紀に由来する粘土質と石灰質の土壌が混在しているのです。

時を遡る

何世紀にもわたる豊かなワイン造りの歴史を持つオー・メドックが、1936年に最初期のAOCの一つとして認定されたのは必然でした。16世紀にはボルドーの貴族たちがこの地に農園を築き始め、それが現在の有名な「シャトー」の原型となりました。

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18世紀には、とりわけ隣りの英国で「ニューフレンチクラレット」が大流行し、この淡い色合いの軽やかなボルドーワインがこの地域のブドウ畑の拡大を後押しする結果となりました。この頃から最高のテロワールが徐々に特定されていき、その中にオー・メドックの畑も含まれていました。後にAOPの主要品種となるブドウ樹が植えられたのも、ちょうどこの時代です。その後、ブドウ畑は地域の大部分を占めるようになり、今もなおこの地の心臓部として息づいています。

Chateau Croix du Trale – Claude Clin

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