Home > AOP > ルピアック See section


黄金のアペラシオン

魅惑的な黄金色と、上品で豊かな香りが特徴的なルピアックの甘口白ワインは、誰の心にも強く印象に残ります。このAOPでは、人と自然が一体となり、量より質を選び続けてきました。そのこだわりこそが、他とは違う大きな魅力を生み出しています。

ルピアックのブドウ畑の特徴

重要ポイント

  • 人の手が行き届くほど小さな300ヘクタールのブドウ畑で、18戸の生産者がワイン造りに従事しています。
  • プルミエール・コート・ド・ボルドーの域内、ガロンヌ川右岸の陽光に恵まれたこのブドウ畑は、ボルドー市中心部から車で30分ほどです。時折雨が降る秋の気候は、貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の発生に理想的な条件をもたらします。この貴重な菌はブドウを過熟させ、糖分と香りを凝縮させる役割を担い、甘口白ワインの製造に不可欠なパートナーとなっています。
  • 「遅摘み」と呼ばれる収穫は、通常の収穫が終わった後に始まり、貴腐菌の働きを最大限に引き出します。貴腐した粒だけを摘み取るため、複数回に分けて手作業で収穫されます。ルピアックの品質は、生産者たちの努力の賜物なのです。

ルピアックとそのワインが愛される理由

  • とろけるようなやさしい甘さと繊細な香りを持つから。
  • デザート、フォアグラ、様々なチーズと相性が良いから。
  • 代々受け継がれるワイン造りのノウハウを反映する本物のテロワールがあるから。
  • 黄金色のワインから、造り手の温かい心が感じられるから。
  • 一年を通して開催される、アペラシオンを盛り上げるテイスティング会やイベントの数々があるから。
  • サン=ピエール教会やガロ=ロマン時代の邸宅など、ワインだけではない数多くの見どころがあるから。

知識

ぜひ知っておきたいルピアックの3つの情報

小さな秘密から大きな秘密まで、ルピアックをもっと楽しめるようになる三つの逸話をご紹介します。

1832年、醸造学者ジュリアンは、ルピアックのプルミエ・クリュ(1級畑)を、ソーテルヌのスゴン・クリュ(2級畑)と同等に格付けしたと言われています。つまり、この地の卓越性は今に始まったことではないのです。

19世紀、ボルドーのブルジョワ階級の人々はこの地域をこよなく愛し、ついにはブドウ畑が広がる丘に豪奢な邸宅を建てて住み着きました。そうした邸宅に住む人々は、「フォリー(狂気の沙汰)」という呼び名のとおり、贅の限りを尽くしたようです!

「ルピアック」という名前は、ラテン語の「Lupicius」、すなわち「オオカミ」に由来しています。ブドウとは無関係な名前とはいえ、今日この名前は偉大なワインとは切り離せない存在となっています。

土壌の特徴

ルピアックの丘陵は、甘口白ワインの生産に理想的な条件をすべて備えています。下層土は石灰質、上層土は粘土・砂礫質の土壌を持ち、起伏に富んだ地形が雨水の自然な排水を促します。

En voir plus

その結果、ブドウは太陽の光をゆったりと浴びて黄金に色づき、香りと糖分をしっかりと凝縮させることができます。

時を遡る

ルピアックのブドウ畑の歴史は古代にまで遡り、今も残るガロ=ロマン時代の壮大な別荘跡がそれを物語っています。しかし、この地でワインが本格的に造られるようになったのは中世のことです。ボルドーとイングランドの交易が、この地域のワインの評判を一気に押し上げました。

En voir plus

17世紀になると、オランダもまたこの地と関わりを持ち影響を及ぼします。彼らはこの地域のワイン生産を活性化させるとともに、硫黄燻蒸を用いた樽や瓶での熟成など、重要な技術革新をもたらしました。

フィロキセラ禍に見舞われた後、この地域のブドウ樹は甘口白ワインの生産に適した高貴品種に植え替えられました。1936年、ボルドー控訴院によって数年前に定められた境界内に、AOCルピアックが誕生しました。そして、今日に至るまで、ルピアックのワインは人々のグラスの中で輝き続けています!

Mars 2017 / Arnaud Burliga Chateau Lallande de Taleyran Beychac-et-Caillau

ワインセレクション

もっと見る