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凝縮された本物の甘口白ワイン

エレガントで味わい深いカディヤックのワインには、他にはない魅力があります。黄金色に輝き、豊かな個性を宿すこのワインは、時間と自然、そしてワイン造りのノウハウが結びついて生み出される希少な甘口白ワインです。グラスを前にすれば、思わず惚れ込んでしまうこと間違いありません!

カディヤックのブドウ畑の特徴

重要ポイント

  • 22の村にまたがる28ヘクタールの小規模なブドウ畑で、22戸の生産者がワイン造りに従事。
  • プルミエール・コート・ド・ボルドーの地域内にあり、ガロンヌ川右岸の丘陵地にあるテロワール。ここではガロンヌ川が湿潤で穏やかな微気候を生み出し、朝の霧と午後の陽光が、「貴腐菌」として知られるボトリティス・シネレアが活動するための理想的な条件を作ります。この微小な菌が果実に香りと糖分を凝縮し、上質な甘口白ワインを生産するための欠かせない要素となります。
  • 貴腐したブドウは「遅摘み」と呼ばれる伝統的な手法で、十分に過熟したタイミングを見計らい、複数回に分けて手作業で収穫されます。精密で手間がかかりますが、これが驚くほど美味しいワインを生み出す秘訣なのです。

カディヤックとそのワインが愛される理由

  • 甘さ、優雅さ、豊かな香りが、驚くほど自然に融合しているから。
  • 定番から大胆なペアリングまで、どんな食卓でも存在感を発揮するから。
  • 生産者のワイン造りへの情熱と精密さが感じられるから。
  • この地に息づく、本物らしさと分かち合いの精神が感じられるから。
  • ボトリティス・シネレアの魔法を引き出す職人技と、根気のいる作業が、ワインを陰で支えているから。
  • この産地の歴史を魅力的に紹介する唯一無二のエコミュージアム、カディヤック・ワインハウス(メゾン・デュ・ヴァン)があるから。

知識

ぜひ知っておきたいカディヤックの3つの情報

このアペラシオンには隠れた逸話がまだまだあります…

この地で生まれたアントワーヌ・ド・ラモット=カディヤック(本名アントワーヌ・ロメ)は、探検家であり軍人でした。1701年、彼は大西洋を渡り、後に発展するアメリカのデトロイトの中心に、ポンチャートレインの砦を築きました。こうして「カディヤック」の名は冒険と名声の象徴となり、やがてあの有名な自動車ブランドの名前の由来にもなりました!

この地が生んだもう一人の重要人物に、政治家ジョゼフ・カピュが挙げられます。彼は、AOP制度の基盤となるINAO(国立原産地・品質研究所)の設立に重要な役割を果たしました。

素晴らしいブドウ畑の他にも、この地には訪れる価値のある歴史的建造物が数多くあります。ヴェルドレ村、カディヤック城、そしてこの地方でも有数の規模を誇る中世の城、ランゴイラン城などがその例です。

土壌の特徴

カディヤックのブドウ畑は、粘土石灰質と砂礫質という、まさにブドウ栽培に理想的な組み合わせを持つ土壌の丘陵にあります。

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石灰を含む粘土は水分を保ち、ワインにミネラル感と丸みをもたらし、砂礫質の土壌は理想的な水捌けを提供し、太陽の熱を蓄えて放出することで果実を凝縮し、理想的な熟度へと導いてくれます。 その結果、豊かでエレガントな、個性あふれる甘口白ワインが生まれるのです。

時を遡る

この地では古くからブドウが栽培されてきましたが、特にカディヤックが注目を集めるようになったのは17世紀に入ってからのことで、これはオランダ人のおかげだと言われています。なぜなら、黄金色のワインを愛するオランダ人が、この地のワイン生産を活性化させたからです。貿易が盛んになるにつれ、硫黄燻蒸を用いた樽や瓶での熟成など、ワイン技術に決定的な進歩がもたらされました。

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その後、フィロキセラ禍が発生し、ブドウ畑はかつてない危機に見舞われます。しかし幸いなことに、1884年に設立されたカディヤック農事共進会が、ブドウ畑の再建と栽培技術の近代化に大きく貢献し、困難を乗り越えることができました。そして、1919年には24の村が「右岸の偉大な白ワイン」の称号を獲得し、後のプルミエール・コート・ド・ボルドーのアペラシオンの礎を築きました。

1937年、AOPカディヤックは正式に認められ、1973年にプルミエール・コート・ド・ボルドーから独立しました。これは、カディヤックのワインの品質と独自性を称える素晴らしい出来事であり、今日に至るまでボルドーの偉大な甘口白ワインの中でも輝きを放ち続けています。

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